中国吉林省の麺点師・手作り餃子の店「吉春」店主 吉村千恵子さんに学ぶ
違いが分かる現地の味「葱油餅、緑豆のお粥他」
葱油餅(ツォンヨウピン)
葱油餅(ツォンヨウピン)
緑豆のお粥
馬鈴薯のごましゃきしゃき和え
中国吉林省の麺点師でもある調布市・國領にある手作り餃子の店「吉春」の店主、吉村千恵子さんのレッスン第二弾!
「吉春」は国領駅から徒歩10分というお世辞にも便の良いとは言えない立地で創業。それにもかかわらず、注文ごとに皮から作る手作り餃子が食通の間で話題となり、わずか3年で有名グルメ雑誌の表紙を飾るなど各種メディアも注目する話題の餃子店となりました。
今回は、「違いが分かる本場中国の味」をテーマに3種類のメニューを学んでいきます。
中国吉林省の麺点師である千恵子さんが、餃子以外にもぜひ伝えたいメニューを現地の味そのままに教えて頂きます。
①葱油餅(ツォンヨウピン):
台湾や中国の屋台でも人気メニュー。小麦粉の生地に油を塗り、ネギを巻いて焼き上げた、中華風の平焼きパンのような料理。生地を層状に重ねて焼くことで、独特の食感を生み出しています。
外はカリカリ、中はモチモチとした食感が特徴で、シンプルながらもネギと油の風味が食欲をそそります。
②緑豆のお粥
中国では夏の定番。緑豆のお粥です。
緑豆は、解熱、解毒、利尿作用、そして美容効果などが期待できる食材です。特に、体の熱を冷ます「清熱解毒」の作用に優れており、暑い時期や体調を崩した際に役立つとされています。
③馬鈴薯のごましゃきしゃき和え
じゃがいもの旨味と甘味を生かした、お店の一品メニューとして人気のおかず。食感も楽しくクセになります。
講 師
「吉春」店主
吉村 千恵子
中国・吉林省生まれ。高校を卒業後、ホテルで点心を作る仕事に従事し、麺点師の資格を取得。1995年来日、2020年、調布市の国領に餃子専門〈吉春〉をオープン