辰巳芳子さんの守り継ぎたい料理 第一回
辰巳家のおせち料理
鶏の丸のお椀
筑前煮
新年を迎える食卓に、しみじみとした美しさと滋養を。
料理研究家・随筆家である辰巳芳子先生が長年にわたり大切にされてきた、おせち料理の文化。
今回はその中から、日常にも応用できる二品を、内弟子として17年間ともに学ばれた講師・ 対馬 千賀子先生の丁寧なデモンストレーションとともに学びます。
食を通じて、年の始まりを丁寧に。皆さまの食卓に、やさしく、そして力強い「新しい一年のはじまり」を届ける時間となれば幸いです。
講 師
辰巳芳子スープ教室 講師
対馬 千賀子
北海道出身。札幌の名店「モリエール」(中道博オーナーシェフ)や、湯布院温泉「玉の湯」で修業を積む。その後、辰巳芳子の内弟子となり、スープ教室を支える。現在も「辰巳芳子スープ教室オンライン」などで主任講師を勤め、多くの生徒にスープを教えている。
カリキュラム
筑前煮
野菜の切り方を少し大きめにし、食べごたえもある煮物です。美しく煮あげればお正月のお重にも詰められて、冠婚葬祭の時にも活躍してくれます
鶏の丸のお椀
鶏の丸はお正月にむけて気後れせずに作れるようになっていると経済で重宝されると辰巳先生。お煮しめにはもちろん、今回お教えするお椀もの、鍋の具材や乾物との炊き合わせにも展開出来ます。