「鎌倉 寸草」店主 / 料理家イチカワヨウスケさんに学ぶ
夏を味わう〜野菜の食卓〜
鎌倉にある「寸草」
店名の由来は、古くから伝わる四字熟語「寸草春暉」にある「寸草」という言葉。
小さな草が太陽の光を受けて育つように、わずかでも恩に報いる一その思いを込めてつけられたそう。
季節を食べることで美味しさを感じるのが好きという店主のイチカワさんは、素材そのものが持つ美味しさだけでなく、その時期だけにしか作れない料理を念頭に、野菜の食感や全体とのバランス、塩味、強弱・・・切り方や味の濃淡にもコントラストを持たせたお料理を作られています。
そんなイチカワさんの代名詞ともいうべき言葉は『清々しい料理』
季節の野菜が本来持っている“淡い旨み”や水分を、できるだけ濁らせずに引き出し、精進料理や和食を背景にしながらも、野菜そのものの香りや季節による微妙な味の違い、水やだしの透明感、引き算の美学を大切にしています。
【MENU】
○トマトのご飯
○南瓜の冷製スープ
○ナスとレンコンとズッキーニ
○海苔巻きかき揚げ
○冬瓜の煮浸し
決して特別ではない食材なのに、驚くほど奥深く、清らかな料理をぜひ、体験にいらしてください。
講 師
料理家/「鎌倉 寸草」店主
イチカワ ヨウスケ
鎌倉にて、旬の野菜を中心とした料理店「鎌倉 寸草」を営む。季節の移ろいを大切にし、野菜料理を軸にした献立や料理教室を展開。著書に『野菜だし』『野菜をいただく』など。鎌倉彫をはじめとした工芸や器との関わりも深く、料理と暮らしをつなぐ提案を続けている。