江戸懐石「近茶流」宗家 柳原尚之先生に学ぶ
日本の心を受け継ぐ、伝統のおせち料理
江戸から受け継がれる技と心で、新年の食卓を美しく。
このたびハッピークッキングに、江戸懐石「近茶流(きんさりゅう)」宗家・柳原尚之先生を初めてお迎えします。
江戸時代の文化・文政期に興ったとされる「近茶流」は、柳原家に代々伝わる日本料理の流派。確かな包丁技術、季節の食材を生かす調理法、盛り付けの美しさ、器の扱いに至るまで、日本料理の技と心を大切に受け継いできました。
柳原先生は、東京・赤坂で70年以上続く「柳原料理教室」を主宰。NHK「きょうの料理」などへの出演をはじめ、数々のテレビドラマの料理監修や時代考証も手がけ、日本の食文化を広く伝えていらっしゃいます。
今回教えていただくのは、新しい年を迎えるための「伝統のおせち料理」。
おせち料理には、一つひとつに家族の健康や幸せ、子孫繁栄など、新年への願いが込められています。
レッスンでは、料理にまつわる歴史やいわれを紐解きながら、だしのひき方、素材の下ごしらえ、繊細な包丁使い、火入れ、美しい仕上げ方まで、柳原先生に丁寧に教えていただきます。
家庭のおせち料理を、よりおいしく、美しく仕上げるための技術が詰まった特別なレッスンです。
【レッスンメニュー】
■ 三ッ肴(数の子・黒豆・くるみ五万米)
子孫繁栄、健康、豊作への願いを込めた、おせち料理の基本となる三種の祝い肴。
■ 近茶流 江戸雑煮
焼いた角餅に海老、鶏肉、小松菜などを添え、丁寧にひいた澄んだだしで仕立てる江戸伝統の雑煮。
■ 錦玉子
卵の黄身と白身を丁寧に裏ごしし、二色に重ねて蒸し上げる、華やかな祝い肴。
■ 鴨ロースの蒸し煮
香ばしく焼いた鴨肉を、だしの旨みを生かしてしっとりと仕上げる、お正月にふさわしい一品。
■ 菊花蕪
繊細な包丁仕事で蕪を菊の花に見立て、甘酢に漬けて仕上げる、お重を美しく彩る祝い肴。
料理の技だけでなく、その心まで学ぶ。
柳原先生が大切にされているのは、料理の背景にある歴史や文化、そして食べる人を思う心。
何気ない家庭料理も、基本を丁寧に重ねることで、よりおいしく、美しい一皿へと変わります。
今回のレッスンは、おせち作りが初めての方はもちろん、毎年のおせちをさらに磨きたい方、日本料理の基本を改めて学びたい方にもおすすめです。
江戸の食文化を今に伝える近茶流。その宗家から直接学べる、ハッピークッキング初開催の貴重な機会です。
今年は、伝統の技と心を込めた手作りのおせちで、新しい年を迎えてみませんか。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
講 師
近茶流宗家 柳原料理教室 主宰 博士(醸造学
柳原 尚之
東京農業大学大学院後期博士課程修了。
小豆島の醤油会社の研究員やオランダ帆船でのキッチンクルーとして経験を持つ。現在は、東京・赤坂にある料理教室で、日本料理、茶懐石研究指導にあたる。
NHK大河ドラマなどの料理監修、時代考証も数々手がける。その他、子供に向けた和食料理本の発行や講義を通して子供への食育や、江戸時代の食文化の研究、継承もライフワークとして行っている。
2015年文化庁文化交流使。2018年農林水産省日本食普及の親善大使に任命